夢と生存の庭造り

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NHK大河ドラマ「平清盛」と白洲正子の著作「西行」

緑の番人
小説家って、特に過去の出来事をベースにする内容の場合、資料の収集調査は大変なもの

になるという。

司馬などはトラック1台分の本を集めたらしい。

清盛の脚本執筆にあたってどの程度の者を集め、どの程度消化したのであろうか。

たまたま、昨日、本棚にあった白洲正子の「西行」に目を通してみたら、筋立てや使う

単語に近いものが多かった。

白河院と璋子(白洲はタマコと振り仮名をつけている)の週刊誌的な関心事項に、白洲はた

っぷり筆を割いている。(39ページ当たり)

「法王が璋子を寵愛するあまりついに手をつけた。その関係は彼女が鳥羽天皇(孫)の中宮

になったと後も続いてゆく。

光源氏と紫上の情事を思わせるが、いかに男女の仲が自由であった時代でも、これは異

例のことで、言語道断。」

「法王と璋子の情交が何時頃始まったかわからないが、、角田氏によると、璋子が初潮を

みたのは13歳頃というから、その前後のことだろう。

法王はすでに60歳に達しており璋子を才色兼備の「女」に仕立てるべく全力を尽くしたに

違いない。

15,6歳のころにはいっぱしの不良少女(アンフャンテリーブル)に育っていたことも想像

に難くない。」

璋子はその方で有名になっており、関白忠実も息子への輿入れを執拗に断ったという。

季通、僧侶の童子等々いろいろ噂があり、忠実は日記に「乱行ノ人」とまで書いていたそ

うだ。

白洲は西行が璋子の生まれた徳大寺家の家人だったことからも間違いが起こったとしても

不思議は無いとする。

そして璋子にすれば遊びにすぎなかっただろうという。


NHKの扱いでも不良少女(アンフャンテリーブル)ぽく描いていくのだろう。